新しいフォレスターコンサルティングのTotal Economic Impact™(TEI)調査によると、GitLab Duo Agent Platformを利用する組織は、3年間で400%の投資対効果(ROI)と750万米ドルの正味現在価値(NPV)を達成し、投資回収期間は6ヶ月未満であることが分かりました。
エージェント型コーディングは開発者の生産性を高めます。しかし、より難しい課題は、企業がそのスピードをいかにリターンへと転換するかという点です。プロダクションレベルのソフトウェアを出荷する上で、コミットの高速化だけでは十分ではありません。保険・金融サービス業界のあるシニアシステムエンジニアは率直にこう述べています。かつては数時間を要していたコードレビューが今ではわずかな時間で完了し、コード生成の80~90%をプラットフォームが担っているとのことです。
GitLabの導入によって得られるリターンをリーダーが理解できるよう、フォレスターは金融サービス、ソフトウェア開発、エンターテインメント、保険の各業界でGitLab Duo Agent Platformを本番環境で利用する4名の意思決定者にインタビューを実施しました。そして、その経験を1つの複合企業(コンポジット組織)として統合しました。これは、年間売上高30億米ドル、従業員数3,000人のグローバル企業を想定したもので、3年間でGitLab Duo Agent Platformの利用者数を150人から250人へと拡大するというシナリオです。
コストとROIを比較する
この調査では、必要な投資についても明確に示されています。3年間のリスク調整後コストは、消費型クレジットで130万米ドル、導入・運用管理(パイロットプログラムのための社内労働、トレーニング、サポートを含む)で58万9,000米ドルです。これを940万米ドルの便益と比較した結果が、400%のROIおよび750万米ドルの正味現在価値の根拠となっています。

導入前:手作業、中断、コードレビューのボトルネック
GitLab Duo Agent Platformを導入する前、インタビュー対象者たちは、よく見られるボトルネックについて語りました。ソフトウェアの構築、レビュー、セキュリティ確保を、手作業のプロセス、シニアエンジニアの専門知識、その場しのぎの知識共有に依存していたチームです。新入社員は、シニアエンジニアを本来の業務から引き離さない限り、行き詰まりを解消できませんでした。セキュリティの修正は、適切な知見を持つ少数の担当者が対応できるまで、キューに滞留していました。そして、コードを書くことではなく、コードレビューこそが、多くの場合出荷の妨げとなっていました。こうした依存関係こそが、フォレスターの複合企業が取り組み、解決し、測定した対象です。
導入後:オンボーディングの迅速化、移行の迅速化、セキュリティ修復の迅速化、時間の節約
フォレスターは、複合企業における4つの便益領域を定量化しました。リスク調整後の便益は合計940万米ドルで、コスト190万米ドルに対する結果です。
新入社員のオンボーディングが80%高速化。 同僚を本来の業務から引き離す代わりに、新しいチームメンバーはIDEやリポジトリに組み込まれたエージェント型チャットを活用し、不慣れなコードベースや規約を自力で理解するためのコンテキストを取得できるようになりました。これにより58万2,000米ドルの削減を実現しています。
8ヶ月を見込んでいた移行作業が2ヶ月で完了し、期間を75%短縮。 複合企業は、オンプレミスのGitLab環境からGitLab SaaSへの大規模移行において、GitLab Duo Agent Platformを活用してパイプラインの失敗をリアルタイムで診断・解決し、人件費を15万7,000米ドル削減しました。
セキュリティおよびQAエンジニアの時間を40%削減。 QAおよびセキュリティエンジニアは、GitLab Duo Agent Platformが提供するコンテキストに応じた説明や修正提案を活用することで修復時間を短縮し、シニアエンジニアへの依存を軽減しました。これにより、3年間で130万米ドルの人件費削減を実現しています。
すべての開発者が、機能開発に充てられる時間を週あたり20%増加。 エージェント型チャットとAIエージェントが、これまでビルド時間を圧迫していたコードレビュー、テスト、トラブルシューティングを引き継ぎました。3年間で導入が拡大するにつれ、全開発者を合わせた効果は740万米ドルに達しています。
フォレスターは、本調査で定量化しなかった便益についても確認しています。重複するAI開発ツールの統合によるコスト削減、開発者満足度の向上、チーム間の知識共有の改善などが含まれます。
「以前は数週間かかっていた機能リリースが、今では数日で完了しています。生産性の面で非常に高い倍率の向上を実感しています」- 金融サービス企業のオートメーション責任者
セキュアなソフトウェアをより速く出荷することで複利的なリターンを実現
インタビュー対象者たちは、単にコーディングを高速化しただけではありません。機能を数週間ではなく数日で出荷し、脆弱性を数分で修復し、新入社員のオンボーディングをわずかな時間で完了させ、8ヶ月の移行作業を2ヶ月に圧縮しました。本調査が示すパターンは、エージェント型コーディングが個々のアウトプットを加速させる一方で、そのスピードがソフトウェアライフサイクル全体を支えるインフラを通過して初めて、リターンが複利的に積み重なるということです。
自組織におけるソフトウェアエンジニアリング向けのエージェント型インフラのビジネスケースを構築しようとしている場合、本調査は、4つの企業が実際に行ったことに基づくフレームワークを提供し、予測を現実へと転換する助けとなります。
GitLab Duo Agent PlatformのフォレスターTotal Economic Impact™調査の全文を読む。完全な調査手法、財務モデル、インタビュー結果をご確認いただけます。
本調査はGitLabの委託によりフォレスターコンサルティングが実施したものです。競合分析としての利用を意図したものではありません。フォレスターは、他組織が得られる可能性のあるROIについて一切の前提を置いていません。本調査の結果は、インタビューに応じた組織およびそれらを基にした複合企業の経験を代表するものです。GitLabはインタビューの対象となる顧客名を提供しましたが、インタビュー自体には関与しておらず、フォレスターが調査結果の編集管理を行っています。





