更新日:2026年8月27日
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GitLab UIでいま何が変わりつつあるのか。色を減らしている理由と、その先に築こうとしているものをデザイナーが語ります。

この1年、GitLabの製品UIは「引き算」の季節を過ごしてきました。ダークモードに続いて、アプリケーションの外枠は静かになり、色数は全体的に絞られ、操作系の要素はニュートラルな見た目へ。ちょうど、潮が引いていくような変化です。何かが失われたように感じられるかもしれません。引き潮とは、いつもそういうものですから。ただ、潮が引いたときこそ、海岸線の輪郭がはっきりと見えてきます。その上に新しいものを築けるくらい、はっきりと。
代わりに満ちてくるのは、これまでとは違う働き方のためのUIです。目当てのボタンを探しに行くのではなく、必要になった瞬間に、それ自体が立ち上がってくる。こうした発想の転換には、呼吸するための余白が要ります。いま進めているのは、そのための地ならしです。
テクノロジーは、こうした循環を何度も繰り返してきました。物理ボタンがタッチスクリーンに置き換わったときも、当初は失われたものばかりが目につきました。ジェスチャーや音声、触覚フィードバックが、より深いインタラクションと表現を可能にするまでは。ケーブルは無線に道を譲り、世代が変わるたびに、しばらくのあいだ確かな摩擦が生まれてきました。引いていく潮そのものが主題なのではありません。大切なのは、その潮とともに満ちてくるものの可能性です。
GitLab UIでは、次の点が変わりました。
変更前(左)と変更後のコンポーネント
変更前(上)と変更後のUIテーマ
GitLab Duoパネルの下に現れるbloom
GitLabにおけるこの循環は、数年前、古いBootstrapのバリアントを数多く取り除いたところから始まりました。その後、デザイントークンへの移行とともに歩みを進めています。混み合ったパレットをみんなで共有するのではなく、アクション、フィードバック、コントロールといったカテゴリーごとに、色の適用範囲をより狭く定義していく。製品における色には、一度にあまりに多くの役割を担おうとしていたという、実際の問題がありました。結果として、画面によっては「クリスマスツリーのように光り輝いている」ように感じられてしまう。一般に、エンタープライズソフトウェアが色を絞るのは、色が現れたときにそこへ意味を持たせるためです。GitLabが何年もかけてイテレーションを重ねてきたのは、まさにこの方向性でした。
この種の変更が一度目で完璧に決まることは、まずありません。レビューや初期テストでは問題なく見えていても、製品全体という広い面で使われて初めて、課題が姿を現します。2つの状態を見分けにくい、コントロールが見つけにくい。そうした声は、その背後にあるより大きなUXや構成上の課題を示唆していることもあり、修正する価値があります。これは今回の展開に限った話ではなく、イテレーションという営みそのもの。GitLabではUIフィードバック用のイシューを用意し、寄せられたコメントに対応しています。
ここまでAIに触れずに来ましたが、そろそろ本題です。静かで引き算的なUIそのものが目的なのではありません。次に来るUIの波は、クリックされるのを待つ要素の中だけに宿るのではなく、知性を備えて自ら姿を現す瞬間に宿ります。すでに騒がしいUIでは、そうしたやり取りはかき消されてしまうのです。
すべての変更が同じように受け止められるわけではないことも、承知しています。主観的な理由による場合もあれば、きわめて客観的な理由による場合もあるでしょう。その違いはGitLabにとって重要な意味を持ちますし、どちらについてもぜひ声をお聞かせください。フィードバック用のイシューにコメントを投稿する
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